被災地の皆さんが大変な思いをされている中、被災していない我々の出来ることはなんでもしなくてはならない。計画停電も初めての経験ではあるが、しっかり受け入れて頑張ろうと思う。昨日私の住んでいるところも実施された。18時20分からの実施予定であったが、実際には19時から実施された。
息子は水泳を習っていて、なんと私の息子なのに選手コース(将来のオリンピック候補選手にするための予備の予備軍的なもの)に選ばれ、毎日何キロも泳いでいる。昨日も18時から練習が始まり泳いでいたが、19時になり突然真っ暗になった。迎えに行った私も、プールの待合室からのぞいていたが、子供たちにとってはわくわくドキドキの体験だったようだ。キャーキャーと喜びながら泳いでいる。さすがに懐中電灯だけではどうにもならなかったのか、本当に小さい頃にやっていたバタ足をみんなで一斉にやり始めた。それにも飽きてきたため、仕方なくプールから上がることになり、コーチに声をかけられたが、みんな不満顔で、ブーブー言っていたが、やっぱりどうにもならず諦めた。
子どもとはすごいなあと思った。私の息子も、不謹慎ではあるが楽しかったと言っていた。そんな不謹慎な発言をする息子も、TVで被災地の映像を見て、自分と同じくらいの男の子がお母さんを探している姿を見て、無言になってしまった。その後自分の部屋から貯めておいたお年玉をすべて持ってきて(ゲームのソフトを買うためにとっておいたもので、1万円以上あった)、
『これ全部被災地の人に送ってね!』
正直驚いた。わが子ながら偉いと思った。そうだよね。こんなときこそ、遠いところに住んでいる見知らぬ人たちではあるが、少しでも役に立てることをしなくてはいけない。彼に出来る精一杯の思いなのだ。
今我が家は、とにかく節約して、その節約分を貯金箱に入れて募金するために全員で協力し合っている。エアコンなどの暖房も使わず、床に毛布を引き、そこでみんなでごろごろしている。いつもだったら自分の部屋に入り、別々の生活をしているが、いつもリビングに居て集まっているので会話も増えた。トランプや人生ゲームをしてワイワイやっているので、本当に普段よりもずっと仲が良い。照明もLEDに変え、リビングのみ明りをつけ、それ以外はコンセントも抜いて待機電力を使用しないようにしている。トイレの便座のヒーターも切った。靴下をはき、ジャケットを着れば、エアコン使わなくても結構暖かい。
停電の最中にミルキーの散歩に出かけた。
まあ、基本的に田舎なので普段からイルミネーションが多いわけではないが、停電中はどの家も真っ暗で、TVも見れないのでとにかくシーンとしていた。星だけが普段より本当にきれいに輝いていた。いつもの散歩道を歩いていたのだが、なんだか20世紀少年のワンシーンのようにちょっと怖くなった。ミルキーもなんだかいつもと違うと感じたのか、そわそわしていたので、2人で早めに家に戻った。
いかに電気のある生活に頼っていたかがわかる。福島原発が被災しただけで、こんなにも生活に影響があるのかと、身に染みた。
原発の状況が落ち着いた頃、きっと原発は危険だ、安全じゃないとか言い出すだろうなああ。でも今回のことを教訓に安全性を極めることを研究者たちは頑張るはずである。TVで解説に駆り出されない一流の研究者たちはきっと頑張るに違いない。第2次世界大戦で被爆した唯一の国である日本は、今回のことを糧にして世界にない新しい安全基準や装備を生み出すに違いない。
私も研究者の端くれと思っているので、今後の頑張りに期待している!!
そしてもし、計画停電が実施されなくても、自己停電の実施をしようと家族で話している。停電に向けての準備をしているのだから、出来るはずである。その分の電力が被災地で使われるためにも・・・・。
頑張れニッポン!!!!